2011-02-05 Sat
日本でも火がつき始めていますね、Facebook。世界に5億人を超えるユーザーを持つ、時価総額250億ドルのFacebookを20代で成功させた史上最年少の億万長者マーク・ザッカーバーグを描いた、映画『ソーシャル・ネットワーク』。
おもしろいと評判なので観てみましたが、本当におもしろかったです。Facebookを題材にしながらも、この映画が本当に描いているのは「Facebook」ではないんですよね。

『ソーシャル・ネットワーク』
ジェシー・アイゼンバーグ主演,
デヴィッド・フィンチャー監督,
コロンビアピクチャーズ,2011年1月(日)
★★★★★

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2010-12-20 Mon
学園祭かと思いました。
『SPACE
BATTLESHIP
ヤマト』
山崎貴監督,木村拓也主演,東宝,
2010年12月
★★
原作:『宇宙戦艦ヤマト』(1974)
公式サイト
日本のSFアニメの先駆けである『宇宙戦艦ヤマト』が実写化されましたね!
「世界に挑む!」という意気の下、主演に木村拓也を起用し、CGで再現された戦闘シーンは迫力抜群。にもかかわらずなんでこんなチャチだったのかが不思議でなりません。
僕はヤマト世代では全くなくて、アニメ版もまともに見たことないです。主題歌とストーリーの流れを知ってるだけ。特に『宇宙戦艦ヤマト』に愛着があるということはありません。なのでニュートラルに『SPACE BATTLESHIP ヤマト』をレビューしたいと思います。

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2010-12-13 Mon
12月11日に公開された映画『ノルウェイの森』を観てきたのでレビューしたいと思います。
『ノルウェイの森』
トラン・アン・ユン監督,松山ケンイチ主演,
2010年12月
★★
映画公式サイト
原作:村上春樹著『ノルウェイの森』
村上春樹は『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』しか読んだことがなくて、今回初めて小説『ノルウェイの森』を読みました。が、前夜に読み始めたので間に合わず、ミドリが髪型を変えたことに気付かないワタナベに腹を立ててベンチで手紙を渡したところで、映画を観てしまいました。
でもまあ小説8割まで読んで映画ってのもまた新しいしいいかなと。
しかし村上春樹はホントにお酒が飲みたくなりますね。明日会社だけどついウィスキーを開けちゃいました。冷やしたグラスにボウモアを3センチだけ入れて、ゆっくり舐めながらこのレビューを書いています。つまみがファミマのプリンで本当に申し訳ない。でもウィスキーって甘いもの合うよね。
小説のレビューも書きますが、まずは映画の感想を。

関連するタグ Otoya 【その他】 【映画】 村上春樹 ノルウェイの森
2010-09-08 Wed
・夢の中では夢であることに気づかない・夢から覚めるには、夢の中で死ぬか、現実世界で起こしてもらうしかない
・「トーテム」で今が夢か否かを確かめる
・現実の5分は夢の世界で1時間
・現実の出来事は夢の世界に反映される
僕としては真新しい世界観が目白押しだった『インセプション』。
階層的な夢の世界の描写とか、そのなかで並列に協力する感じとか、作戦のために準備して、ターゲットをうまく嵌めていく感じとか、パラドックスとか、もう色々たまりませんね!
今回は本作を簡単にレビューしつつ、ラストシーンについて掘り下げたいと思います。
けっこう疑問の残るラストシーンだったよね。まあそれがウリの1つなんでしょうが。
途中まではネタバレ無しで書きますよ。

『インセプション』
レオナルド・ディカプリオ主演
クリストファー・ノーラン監督
2010年7月公開(日本)
★★★★
公式HP

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2010-08-31 Tue
「大人、立ち入り禁止!!」
『シュアリー・サムデイ』
SURELY SOMEDAY
監督 小栗旬
脚本 武藤将吾
音楽 菅野よう子
出演 小出恵介
勝地涼
綾野剛
鈴木亮平
ムロツヨシ
小西真奈美 ほか
公開 2010年7月17日
配給 松竹
★★★★
<あらすじ>
喜志 巧(小出恵介)たち5人は、ただの脅しのつもりが、実際に学校爆破事件を起こしてしまった。高校中退した彼らは、仲間と疎遠になり、日々くさって過ごしていた。
ある日、巧は、なりゆきでヤクザの親分に金額3億円を用意することを命じられてしまう。用意できなければ待っているのは死。
巧はかつての仲間を集め、宣言した。
「バカで最強だった俺たちを取り戻す!」
人生の底辺からの挑戦が始まった。
少し時期を逸した感もありますが、個人的にこの夏一番面白かった映画を紹介します。

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2010-08-02 Mon
映画『ソルト』を観てきたので感想を綴ります。この夏の映画としては、僕は以前レビューした『借り暮らしのアリエッティ』のが好みでしたが、アクションを観てすっきりしたい! ドキドキしたい! という方にはこちらもおススメ。
息をつく間もない2時間でした。

『SALT』
アンジェリーナ・ジョリー主演,フィリップ・ノイス監督
コロンビア映画,2010年7月(日本)
★★★
公式HP:http://www.salt-movie.jp/
** あらすじ **
北朝鮮でスパイ容疑で捕まったソルトは、「私はスパイじゃない」と繰り返す。
それから2年、恋人の政府への嘆願により捕虜交換が成り、2年ぶりにアメリカの地を踏む。石油会社に戻った彼女のその正体はCIAエージェント、すなわちスパイだった。そこへ不審なロシア人を捕らえたとの通報を受け、仲間と共に尋問を開始するソルト。するとロシア人はこう言った。
「我がロシアは幼少時より高度な訓練を受けたスパイを、米国中枢に潜入させた。その名はチェンコフ、またの名を"ソルト"」
仲間より疑いをかけられるソルトを尻目に、事件は起こっていく。ソルトは言う。
「私はスパイじゃない」
本作はストレートのスパイもの。
アンジェリーナ・ジョリー扮するソルトの正体を焦点にストーリーは広がり、ちゃんとどんでん返しも待ってます。もったいぶらずごく自然に、でも先の読めないストーリー運びが好きでした。
いやーしかしこの人タフでしたね~。さすがスパイ。
!以下ネタバレです!

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2010-07-19 Mon
多摩近郊の屋敷の床下に暮らす小人のアリエッティは、父・母との3人暮らし。父はゴキブリやネズミを避けながら、深夜の寝静まった屋敷に出かけて生活用品を「借り」てくる。母は父が手に入れたクッキーを砕いてパンにし、ハーブティを淹れる。身長10cmの小人たちは、人間に気づかれないようにして慎ましく暮らしていた。
「人間の子供が来たようだ」
ある日、屋敷には療養のために翔という少年がやってくる。人間を警戒する父に見守られながら、アリエッティは初めての「借り」に出発した。

『借り暮らしのアリエッティ』
米林宏昌監督,宮崎駿脚本,スタジオジブリ,2010年7月
★★★★
原作『床下の小人たち』
(『The borrowers』,メアリー・ノートン著,1952)
映画公式HP:
http://www.karigurashi.jp/index.html
『ハウルの動く城』『崖の下のポニョ』に続くジブリ作品。。
監督は宮崎駿ではなく米林宏昌という方で、今までのジブリ作品とは少し違ったストーリー運びながらも、冒険心をくすぐる一本。さっそく観てきたのでレビューしたいと思います。
「借り」に出るお父さんはカッコいいし、ミクロな世界の小人視点の生活にはワクワクしっぱなし。
そして「きみは僕の心臓の一部だ」は僕の中でヒットでした。
!以下ネタバレを含みます!

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2010-05-26 Wed

『シャッターアイランド』
マーティン=スコセッシ監督,
レオナルド=ディカプリオ主演,
パラマウント映画
2010年4月
★★★
** あらすじ **
連邦保安官である主人公テディは、相棒のチャックと共にある島へやってきた。そこは精神疾患のある犯罪者を隔離収容する孤島の刑務所“シャッターアイランド”。ここで1人の女性が、謎のメッセージを残して跡形も無く消えたのだ。
「4の法則。67人目は誰?」
真実を隠そうとする先進治療主義の所長、島を出て戻らない主治医、島内でもさらに凶悪な犯罪者を隔離するという「C塔」、再び収容されていた助けたはずの知人、極秘裏に実験が行われている「灯台」。そして主人公は告げられる。
「あなたはもうこの島から出ることはできない」
「衝撃のラスト」という触れ込みで宣伝され、上映前には「この映画のラストはまだ見ていない人にはけっして話さないでください」「登場人物の目線や仕草にも注目しましょう」という旨のテロップが入る本作。
また映画の謎解きに集中するための「二度見キャンペーン」や、原版に忠実な「超吹き替え版」(なんだそりゃ)の上映も行われたとか。
観てきたのでレビューしたいと思います!
!このレビューにはネタバレが含まれます!

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2010-05-01 Sat
君は覚えているだろうか?幼かったあの日、一度この世界に来たことを――

『Alice in
Wonderland』
ティム・バートン監督,ミア・ワシコウスカ主演
ディズニー,2010年4月
★★★
映画オフィシャルサイト
一説によれば聖書の次に世界中で読まれているという『不思議の国のアリス』。
ルイス・キャロルによるこのベストセラーの映画化は何度もされてきましたが、今回は『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』のティム・バートン監督とジョニーデップにより、実にMADに仕上がっています。
ということで、さっそく観たのでレビューです。

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2010-04-22 Thu
さあ、楽しい音楽の時間デス――
最終楽章』前編&後編
原作 二ノ宮 知子
第28回(平成16年度)講談社漫画賞 少女部門
出演 上野 樹里
玉木 宏 他
総監督 武内 英樹
監督 川村 泰佑
脚本 後藤 凛
前編 後編
★★★★★
◇「楽しい音楽の時間デス」
前編の冒頭は、パリの伝統的な街並みと、ピアニシモから始まり音が重なり合っていく『交響曲第7番』。開始1分で背筋にゾクゾクきました。撮影に使われたウィーン楽友協会は、世界最高峰のウィーン楽友協会が毎年ニューイヤー・コンサートで使うことで有名です。ここで演奏するのは、本当にすごいことなんですよ。

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