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ラ・フォル・ジュルネ
【文化/芸術】『定家明月記私抄』
・営業が忙しくて自分の時間が持てない
・もういい歳なのに昇進がおぼつかない
・派閥のトップがいなくなり、自分もやばい
・息子がどうしようもないので就活のコネ探しをしてやる
・家が放火された
・そろそろ革命が起きそう

思い当たる節が1つでもある方はぜひご一読をどうぞ。



定家明月記私抄
 『定家明月記私抄』

 堀田善衛著,筑摩書房,1996年6月
 ★★★★













さてさて当サイトでは今回より、時代モノの特集をしていこうかと思います。
テーマはズバリ「乱世」
経済状況の厳しい昨今ですが、これまで世が乱れたときにも、逆境をバネに活躍を遂げ、あるいは自らを守り、生き抜いてきた人々がいました。
そんな観点から、10冊くらい紹介していければいいかなーと思います。

ということで第一弾は本書『定家明月記私抄』
どちらかというと文化や芸術を読み解いた本ですが、稀代の芸術家の苦境を通し、彼の生きた時代をうかがってみたいと思います。


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関連するタグ Otoya 【一般書】 【文化/芸術】 【歴史/人物】 【政治/社会】 【乱世特集】 堀田善衛
文化/芸術 | 23:21:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
【推理/ミステリ】『魔王』
あなたは気付いていますか?
昨日と違う今日に。そして今日と違う明日に。



魔王 (講談社文庫)
 『魔王』

 伊坂幸太郎,講談社,2005年10月
 ★★★














久しぶりに読む伊坂幸太郎作品。ここで紹介するのは初ですね。
モーニングに連載していた『モダンタイムス』という小説があるのですが、まだ伊坂幸太郎を知らなかったころ(たぶん2年前くらい)、連載中の1話だけを読んで激しくのめりこんだ覚えがあります。

途中部分をちょっとだけ読んで、あれだけ続きが気になるというのは、本当に一文一文が無駄なく書かれているということなのでしょう。

『モダンタイムス』は2008年10月下旬に刊行されました。
これは今回紹介する『魔王』の50年後を書いた作品となっています。
ということで、まずは『魔王』から読んで見ることにしました。


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関連するタグ Otoya 【小説】 【推理/ミステリ】 【政治/社会】 伊坂幸太郎 【文芸書】
推理/ミステリ | 22:35:17 | トラックバック(4) | コメント(0)
【経済産業】『世界市場を制覇する国際標準化戦略』
火事になったらいち早く消化しなければなりません。
でも本当は、地味だけど防火の方が大切です。
じゃあそれよりももっといい方法は?
それは、先に相手の家にをつけることです。



『世界市場を制覇する国際標準化戦略』
原田節雄著,東京電機大学出版局,2008年9月
★★★★

世界市場を制覇する国際標準化戦略―二十一世紀のビジネススタンダード世界市場を制覇する国際標準化戦略―二十一世紀のビジネススタンダード
(2008/10)
原田 節雄

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<目次>
1.標準の持つ様々な二面性
2.人と組織の多面性
3.標準をめぐる時代の変化
4.出遅れる日本企業
5.アジア市場の特殊性
6.標準化組織の特徴


7.企業外組織の構造と活用
8.標準にまつわる知財権と法律
9.企業内組織の構築と活用
10.標準化委員会の知識と作業
11.国際標準化競争の事例検証
12.これからの海外進出ビジネス


ということで、よくわかる標準化シリーズ最終弾です。
標準化戦略ってなんだ? という方はこちらをどうぞ。

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関連するタグ Otoya 【一般書】 【経済産業】 【標準化】 【政治/社会】 原田節夫
経済産業 | 23:30:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
【時代小説】『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』
メディチ家、ダ・ヴィンチ、マキャヴェッリ――。

時代はルネッサンス。
ローマ法王となった父・アレッサンドロⅥ世の教会勢力を最大限に利用し、フランス王の援助も受けて、イタリア諸国とそして弟妹までをも操る非情の戦略家、チェーザレ・ボルジア
本書は塩野七生が最初の長編として綴った、カエサルと同じ名前を持つ男の物語です。



『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』
塩野七生著,新潮文庫,1982年9月(単行本は1970年3月)
★★★

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷
(1982/09)
塩野 七生
1970年度毎日出版文化賞受賞

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チェーザレ・ボルジア(Cesare Borgia)は、若くして枢機卿の座に昇りながらも、聖職者としての地位を捨て、権謀術数を駆使してイタリア統一を試みた人物です。
強力な後ろ盾を駆使することはもとより、政治的な手腕に長け、瞬く間にその勢力を広げます。
本書前半はこのチェーザレの快進撃が綴られており、あらゆる手段で政敵を葬るその姿に胸がすく思いです。

一方で、チェーザレは妹との近親相姦や、兄弟すらも含めた政敵・部下の暗殺・処刑により悪名が高く、彼の死後も『毒薬使いのボルジア』として名が残ります。

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時代小説 | 20:13:09 | トラックバック(0) | コメント(0)
【社会/政治】『イスラームと世界史』
イスラム教と言えば世界三大宗教の1つですが、キリスト教などに比べるとどうも馴染みが薄い僕です。
ということで、イスラム関係の本について読んでみました。


『イスラームと世界史』
山内昌之,ちくま新書,1999年9月
★★


イスラームと世界史 (ちくま新書)イスラームと世界史 (ちくま新書)
(1999/09)
山内 昌之

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<目次>
序.20世紀――戦争と革命の世界像
1.世界史の十字路――中央ユーラシア
2.現代史の中のイスラーム
3.中東の運命
4.歴史家の眼
5.国際社会の中の日本



**イスラム教**
11億人の信徒を持つ世界第2の宗教。
唯一絶対の神(アッラーフ)を信仰し、最後の預言者ムハンマドを通して人々に下したとされるコーランの教えを信じ、従う一神教。
偶像崇拝を徹底的に排除し、神への奉仕を重んじ、信徒同士の相互扶助関係や一体感を重んじる点に大きな特色。
(ウィキペディアより)


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社会/政治 | 22:16:21 | トラックバック(0) | コメント(0)