2010-07-11 Sun

『氷菓』
米澤穂信
角川文庫
2001年10月
★★★
<あらすじ>
省エネをモットーに生きる高校生、折木奉太郎は、高校入学に際し、海外旅行中の姉から手紙を受け取った。その内容は、高校時代の姉がかつて所属していた古典部に入れ、というものだった。今年新入部員が入らないと古典部は廃部になるそうだ。
奉太郎は面倒に感じながらも入部した。誰もいないはずの部室に向かうと、そこには先客つまり入部希望者「千反田(ちたんだ)える」がいた。この好奇心旺盛なお嬢さまには、古典部に縁のある叔父がいた。えるは、当時叔父が関わったある事件について語り始めた――

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