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ラ・フォル・ジュルネ
【エッセイ】 『リストラなう!』
リストラなう!
 『リストラなう!』

 綿貫智人(たぬきち)著,新潮社,2010年7月
 ★★★★

 
 元ブログ:たぬきちの「リストラなう」日記
 









ちょっと衝撃的なタイトルの本書は、大手出版社の経営悪化に伴う早期退職優遇措置に応募したたぬきち氏の、退職の状況を実況したブログ「たぬきちの「リストラなう」日記」を書籍化したもの。
年収1000万強、退職金5000万という赤裸々な数字も公表するたぬきち氏に対して、コメント欄にも賛否両論の議論が。そういったコメントの様子もしっかり収録されていて面白いです。

たぬきち氏の場合「リストラ」というにはちょっと特殊かとは思いますが、早期退職の呼びかけにより職場の空気がどう変わるのか、大手企業の傾く様子、また書籍業界の話などが盛り込まれていて、非常に面白かったです。


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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

関連するタグ Otoya 【文芸書】 【エッセイ】 【経済産業】 【社会/政治】 【メディア】 たぬきち
エッセイ | 23:55:32 | トラックバック(0) | コメント(0)
【エッセイ】 『し』
「偉大なものが存在しうるということは、本当に励みになるものだよな」
原研哉(グラフィックデザイナー)



   『し』

   原田宗典

   幻冬舎

   2006年3月

   ★★★★







<もくじ>
し 子 師 詩 歯 死 誌 姿 祠 刺 使 嗜 仕 氏 試 覗




◇1文字で本が書けるか?

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エッセイ | 11:31:25 | トラックバック(0) | コメント(0)
【エッセイ】 『お江戸でござる』
越しの銭は持たねぇ」のはなぜか知っていますか?

『お江戸でござる』
『お江戸でござる』

 杉浦日向子

 新潮社

 平成18年7月

 ★★★★







乱世特集第7弾は、これまでとは打って変わって天下太平です。
江戸時代の庶民の生活を通して、日本人の魂を見てみましょう。
(乱世特集はこちらからどうぞ)

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関連するタグ sing 【小説】 【エッセイ】 【乱世特集】 杉浦日向子 【文芸書】
エッセイ | 23:55:23 | トラックバック(1) | コメント(0)
【エッセイ】 『イタリアからの手紙』と骸骨寺
ローマの街中を歩いていると、よくS・P・Q・Rと書いたポスターが壁に張ってあるのを見ることだろう。ローマ市の告示で、これだけは2千年前と同じSenatus Popurus Que Romanus(ローマ元老院並びに市民!)とくるのだ。
しかし口の悪いローマっ子はこれを、Sono Porci Questi Romani(ローマ市民は豚である!)と読むのである。
(本書4編目「皇帝いぬまにネズミはびこる」より)


『イタリアからの手紙』
塩野七生著,新潮文庫,1972年6月
★★★★

イタリアからの手紙 (新潮文庫)イタリアからの手紙 (新潮文庫)
(1996/12)
塩野 七生

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本書は『ローマ人の物語』の著者・塩野七生の綴る、イタリアを巡る24編のエッセイです。
それぞれが読みやすいばかりでなく、イタリアの色々な街や人々を、著者独自の切り口で描きます。
少し古いですが、イタリアについて知りたい人は手ごろかも知りません。


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エッセイ | 18:38:34 | トラックバック(0) | コメント(0)