2010-12-05 Sun
いつか、米国議会図書館がTwitterの情報をすべて保存すると発表したことがありました。そんだけ人々の生活に普及したTwitterだけど、使ったことなかったので、今回使ってみることにしましたよ。それに先立ちまとめ本を一冊読んだので、Twitterについて考えてみました。

『ツイッター
仕事で役立つ即効ワザ57』
日経PC21編,日経BP社,2010年4月
★★★
<目次>
1.迷わず始められる6ステップ
2.知っておけば安心ツイッター作法
3.フォロワーを増やすワザ
4.ケータイとiPhoneでどこでもツイート
5.たくさんの情報を”収集・整理”するワザ
6.企業アカウントを運営するノウハウ

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2009-12-30 Wed
初夏に教会で式を挙げ、晩秋親族を菩提寺に弔い、星降る夜にはクリスマスを祝って、新春神社で御神籤をひく。

『知っておきたい
日本の神様』
武光誠著,角川ソフィア文庫,2005年11月
★★★★
<目次>
1.あなたの近所の神様の ルーツをご存知ですか 2.一番古い神様たち 3.神様の頂点、高天原の天照大神 4.天照大神の家来筋の神々 5.地方の神々 6.神様にされた伝説上の人物 | 7.神様になった人間 8.外国から来た神様 9.動物も自然も神様 10.神道とは何なのか 11.生活の中の神道 12.お参りの旅 |
「神様」と聞いて何を思い浮かべますか?
日本には12万社の神社があるそうです。
しかし同時に寺社・教会も多くあり、また他宗教のイベントも盛んで、外国に比べ日本は「宗教が無い」と言われることも。でもそれは本当でしょうか?
ということで1冊紹介したいと思います。
本書はいわゆる宗教論ではなく、民俗学や政治・社会構造を踏まえて、「神道」が歴史とともに、必要に応じ形を変え担ってきた機能・役割から紹介します。

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2009-11-10 Tue
”ベルギーに同じ味のビールは2つと無い.”
『ベルギービールという芸術』
田村功著,光文社新書,2002年9月
★★★
<目次>
Ⅰ.ベルギービールを知る
Ⅱ.ベルギービールを味わう
Ⅲ.ベルギービールのある食卓
Ⅳ.ビア・カフェを楽しむ
Ⅴ.ビールからベルギーを知る
巻末1 ベルギービール名鑑
巻末2 ベルギービールリスト
ビールと言って思い浮かべるのは、やはりドイツでしょうか。
他にイギリスのギネスや、アメリカのバドワイザーも有名ですね。
まぁ僕は日本の一番絞りが一番好きですが。
が!
実はベルギーもビールで有名な国なのです。
実に1000種類を超える豊富な品揃えもさることながら、やはり素晴らしいのはその味。
クセはありますが、好きな人は病み付きになることうけあいでしょう。
僕は夏にべルギーに旅行に行ってきたのですが、旅先で飲んだビールとあわせて、旅行前に読んだこの一冊をご紹介したいと思います。

関連するタグ Otoya 【一般書】 【文化/芸術】 田村功
2009-06-15 Mon
・営業が忙しくて自分の時間が持てない・もういい歳なのに昇進がおぼつかない
・派閥のトップがいなくなり、自分もやばい
・息子がどうしようもないので就活のコネ探しをしてやる
・家が放火された
・そろそろ革命が起きそう
思い当たる節が1つでもある方はぜひご一読をどうぞ。

『定家明月記私抄』
堀田善衛著,筑摩書房,1996年6月
★★★★
さてさて当サイトでは今回より、時代モノの特集をしていこうかと思います。
テーマはズバリ「乱世」。
経済状況の厳しい昨今ですが、これまで世が乱れたときにも、逆境をバネに活躍を遂げ、あるいは自らを守り、生き抜いてきた人々がいました。
そんな観点から、10冊くらい紹介していければいいかなーと思います。
ということで第一弾は本書『定家明月記私抄』。
どちらかというと文化や芸術を読み解いた本ですが、稀代の芸術家の苦境を通し、彼の生きた時代をうかがってみたいと思います。

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2009-03-12 Thu
木賊色、バーガンディ、江戸生壁、ホイート、密陀僧……
どれも色の名前です。
『色の名前辞典』
福田邦夫著,主婦の友社,2001年5月
★★★
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現在は原理から照らして工学的に色を網羅することができますが、かつて色とは人が「発見」し、「開発」するものでした。
染料としての色は、その材料などから希少性の高いものも多く、それらは時の権力者のものとなります。
あるいは権力者を示す色が、禁色としてその使用を禁じられることも多くありました。
例えば中国皇帝の色である黄色や、ローマ皇帝の色であるロイヤル・パープルなどがそれです。

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