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【講義】 『最後の授業』
さあ、の話をしよう。


 『最後の授業』 ―ぼくの命があるうちに―
     The Last Lecture

 講師 Randy Pausch

 著 Jeffrey Zaslow

 訳 矢羽野薫

 2008年6月

 ランダムハウス講談社
 
 ★★★★★



<あらすじ>
2007年9月18日、ペンシルベニア州ピッツバーグ。ハイテクの街として知られるこの地に本拠を置くカーネギーメロン大学の講堂で、1人の教授が「最後の授業」を行った 。
教授の名前はランディ・パウシュ。46歳。バーチャルリアリティの第一人者と称される人物だ。最後の授業をするにはまだ若すぎるパウシュだが、実はこのとき、彼には長年親しんだ大学に別れを告げざるをえない事情があった。膵臓から肝臓へと転移したガン細胞 。医師から告げられた命の刻限は「あと3カ月から半年」。
こうしてパウシュの最後の授業は始まった。
(YouTube概要より引用)





◇夢を叶える方法

この講義シリーズの趣旨は「死の直前に伝えたいこと」。そこで、癌のためホントに死の直前にある講師が登場し、しかも一世一代の素晴らしい講義をしたことで話題になりました。
講義のテーマは「最後の授業」ですが、彼の講義タイトルは「Really Achieving Your Childhood Dreams」。つまり、「子供時代に抱いた夢を本当に実現することについて」。
講義のアジェンダは以下の通り。
 ・子供の頃の夢をどう実現させたか
 ・他の人の夢の実現をどう手助けしたか
 ・そこから学んだ教訓と、皆さんにも夢の実現をしてほしいという話


ランディの子供の頃の夢(の一部)を挙げると、
  ・無重力体験をする
 ・百科事典を執筆する
 ・ディズニーのイマジニアになる


彼は子供の頃の夢を非常に大切にしてきました。そして、人生の節目節目で夢に近づくためにはどうすればいいか、を選んできました。
例えば、無重力体験をするために教員の職をやめる程のアホ 執念。

そうした"選択"の結果、彼は子供の頃の夢をほとんど叶えることができたのです。
彼はバーチャルリアリティの世界では権威と讃えられるほどの科学者ですが、それは夢に近づくために(意識的か無意識かわかりませんが)選んだ職業です。だから、目的が叶うのであれば、その職を辞すことも厭わない。
彼の子供の頃の夢のうち、叶っていないものはNFLの選手とスタートレックのカーク船長になることくらいです。何かになりたいという夢は叶っていなくても、何かをしたいという夢を彼はすべて叶えています。

もし「これをしたい」と夢があるなら、軽んずるべきではないと思います。ウォルト・ディズニーの言葉に「夢を見ることができれば、叶えられる」というものがありますが、とても意味深いものだと気付かされますね。

就活生に言いたいのは、今の気持ちをまず2年間忘れないこと。入社までの1年と、入社後の1年。
というか、何年でも自然に覚えていられる“気持ち”を見つけることが就活です。(さらに言えば、それと「現実」とのすり合わせが就活です。)
ランディはそれを「夢」として講義をしましたが、仕事だからといって子供の頃からの趣味嗜好を無理矢理に抑え込むことはないということです。



◇思考のフェイント

"head fake"、つまり、何かを教えたいときは、別のことを教えるということ。

例えば、ランディはプログラミングについて教えるとき、バーチャルリアリティについて教えました。
なぜかといえば、その方が面白いから
「チーム仲がいいほど、作品の出来もいい」と言うとおり、楽しいと夢中になって取り組みます。
私が就活中に聞いた話ですが、「学生時代に徹夜するほど何かに取り組んだことはあるか?」と面接で聞いても「ない」と答える学生が増えているそうです。企業が採用する学生に求めていることは、まさにそこです。徹夜するほど究めたことの"内容"ではなく"情熱"を求めているのです。 (この辺の詳しい話は『「ほぼ日」の就職論。』で)
で。

少し脱線しましたが。
“思考のフェイント”では、本当に伝えたい事はあえて隠し、生徒に考えてもらいます。講義でも、この“思考のフェイント”がいくつも張り巡らされ、生徒を待ち受けます。さすが、教育者として最高の講義だと思います。



◇そして、最後の授業

多少感傷的な紹介をしてきましたが、講義はとにかく笑えます。アメリカンジョークが頻繁に飛び交っていて(日本人には理解しかねる笑いも少なからずありますが)基本的に講義全般を通して笑いっぱなしです。
それでも大切なこと、伝えたいことがしっかり頭に残り、ふとした時にランディの話を思い出すことがあります。
気持ちが落ち込んだり、迷ったりしたときは、この講義を見ると"何か"が変わって道が開けるかもしれませんね。
この講義は、ランディが人を楽しませることを常に考え続けた集大成と言えるでしょう。

講義の最後にランディがこの講義をした目的を語ったときは、驚くと同時に本当に感動しました。実は、ここでも“思考のフェイント”が応用されています。
ランディが受講生・聴衆の先に見ていた人物とは誰か。動画を見ていると、彼の真摯な想いがひしひしと伝わってきます。彼の遺したものが“彼ら”に正しく伝わることを祈ります。





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** 著者紹介 **
Randolph Frederick Pausch(らんでぃ・ふれでりっく・ぱうしゅ)
1960年10月23日、メリーランド州ボルチモア生まれ。カーネギーメロン大学終身教授(コンピュータサイエンス、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション、デザイン)。1988~1997年はバージニア大学で教鞭をとる。教師としても研究者としても評価が高く、Adobe、Google、Electronic Arts、Walt Disney Imagineeringで働いた経験ももつ。ストーリーテリングやゲームを通じて初心者がプログラミングを簡単に学べる革新的な3Dグラフィクス作成環境「Alice(アリス)」の生みの親の1人。カーネギーメロン大学のドン・マリネリ教授とともにエンターテインメント・テクノロジー・センター(ETC)を設立。2008年7月25日没、享年47。
wikipedia

Jeffrey Zaslow (じぇふりー・ざすろー)
ウォールストリート・ジャーナル紙コラムニスト。パウシュの最後の授業を聴いて記事を書き、その感動を世界中に広める大きなきっかけをつくった。


** この作品を紹介しているサイトさん **
・「シゴタノ!」さん
・「IDEA*IDEA」さん
・「トブ iPhone」さん
・「404 Blog Not Found」さん

** 働くことを考える本 **
『地頭力を鍛える』
『日本の電気産業に未来はあるのか』
『思考の整理学』
『「ほぼ日」の就職論。』
『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(1/2)
『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(2/2)
『佐藤可士和×トップランナー31人』
『青年社長』
『西川里美は日経1年生!』
『手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~』

** その他おすすめ **
松岡修造HP

sing

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メディア | 22:02:06 | トラックバック(0) | コメント(0)
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