■レビュージャンル
■テーマ別記事リンク
■管理人プロフィール

Otoya sing です.
地震の影響はありませんでした.
通常運営してまいります.

■最新記事
■カウンタ


当サイトではきれいなお姉さんを
全面的に支持します

■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■QRコード

QR


ラ・フォル・ジュルネ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


関連するタグ
スポンサー広告 | --:--:--
【思考法】 『手紙屋』
「はじめまして、手紙屋です。
 手紙屋一筋十年。きっとあなたの人生のお役に立てるはずです。
 私に手紙を出してください。」





手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~
 『手紙屋
    ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~


 喜多川泰著,ディスカヴァー・トゥエンティワン,
 2007年8月

 ★★★★










<目次>
◆第一期 目的なき船出 <大人になろうとする勇気を持てずに現実に目をつぶり、笑っていられた日々>
  1通目 『物々交換』
  2通目 『あなたの称号』
  3通目 『天は自ら助くる者を助く』
◆第二期 挫折、そして成長 <自分の人生と真剣に向き合い始めたときに変化は起こる>
  4通目 『思いどおりの人生を送る』
  5通目 『ある人の人生』
  6通目 『自分に向いていることを探さない』
◆第三期 もっと高いところへ <すべての人はきっかけ一つで成功者の道を歩み始めることができる>
  7通目 『急がば回れ』
  8通目 『あなたの成功は世界を変える』
  9通目 『自分を磨き、行動する』
◆第四期 人生の始まり <意志を強く持った旅人は旅立ちと共に目的地にたどり着いたも同然だ>
  10通目 『人生の始まり』



さて前回に引き続き、今回も就活関連の本をご紹介します。
本書は主人公がであった奇妙な『手紙屋』から、文通を通して働くことの意味、そして成功することの意味を学ぶ物語。ストーリーを追いながら、自分が何を目指しているのか、どうしたら実現できるのかを再認識させてくれます。
学生だけでなく、既に働いている社会人にもおススメの一冊。
もし微かにも自分の「夢」に疑問を抱いたなら、ぜひご一読してみて下さい。


========


** あらすじ **
主人公は、就職活動に出遅れて将来に思い悩む、平凡な大学4年生の「僕」。僕は行きつけの書斎カフェで奇妙な広告と巡り合う。その名も「手紙屋」。手紙屋は、たった10通の手紙をやりとりすることで、あらゆる夢をかなえてくれるという。1通目は無料。そして2通目以降の代金は…
平凡な人生を変えたい、目に見えないけれど確実に立ちはだかる壁を取りのぞきたい。そんな思いに突き動かされるように、僕は『手紙屋』に手紙を書き始める。
そして10通の文通を終えたとき、手紙屋の正体が明らかになる。



既にご紹介したとおり、本書は著者が明確に学生の就職活動を意識して書いたものです。
そうした目的のための、言わば人工的なストーリーなので、結末は読めてしまうかもしれません。
ただし、ミステリ小説のように「謎」を求めてドキドキするための本ではなく、主人公の成長を通して、読者が自分を見直すための本です。
にもかかわらず、読者に自然とストーリーを追わせる構成は素晴らしいです。そして、就職活動を通しての社会的成長だけでなく、主人公の人間的な成長も描いています。
あなたにとっての「夢」とは何か、それを実現するためにはどうすればいいのか。
それを再認識させてくれるでしょう。

ここで簡単に、手紙屋の教えを抜粋したいと思います。
軽くネタバレ的な感じにはなってしまいますが、本書を読んだ方がより心に響いて、明日の自分に繋がることを先にお断りしておきます。



◎手紙屋の教え ―「働く」ってつまり?

世の中は物々交換で成り立っている

「あなたの持っている素晴らしいもの」「他の人が交換したがるもの」を交換することで、対価として欲しい物が得られる、と手紙屋は言います。お金という価値の化体物はありますが、これはあくまで交換の手段に過ぎず、本質的な交換の契機は人間の中にある、という考え。
つまり欲しい物があるならば、それだけのものを相手に与えられるようにしなければなりません。
手紙屋は言います。

『あなたには、他の人が欲しがる魅力がたくさんあるのです。それを見つけて、磨いて、出し惜しみしないで周囲の人に提供してみて下さい。きっと思ってもみない様々なものが手に入るはずです』


また手紙屋は「人の幸せ」について、下記を満たすことが大切だと言います。

『多くの人から長期間にわたって必要とされ続けること』
『収入内の生活をすること』


実はこれ、人は人でも法人、つまり会社のことなんですね。
会社が上記のような人生を送れるように、あなたは何をできるのか?
それを会社に与えると言うことが、働くと言うことなんだ、と手紙屋は言います。

『どんな状況になっても成功する人はいます。それは、見返りとして何がもらえるかと考えて自分のすべきことを決める人ではなく、報酬に関係なくその時の自分のベストを尽くして毎日を生きようとする人です』

ある仕事が自分に向いているかどうかは、やってみないとわかりません。自分に向いている職業を探すのは、自分ではまだ気づいていない自分の才能を開花させるチャンスを失う恐れがあります。そんなことを考えるよりも、向いていなくてもいいから、その会社の活動が自分をわくわくさせる、そんな会社を探して


主人公は手紙屋の指摘に対して、それは人間関係と同じなんだと考えます。
収入や見た目の華やかさにとらわれず、会社を人ととらえて、よりよい人間関係を作ること。
それが働くと言うことであり、お互いにとって幸せであり、そのとき結果はついてきます。
結果のために仕事をするのは、もちろん大切なことではありますが、職業を決めると言う大きな枠で考えたとき、それは本質的ではないのかもしれません。
給料は「作業」の対価ではなく、「雇用者がしてもらって嬉しいこと」の対価です。



◎自分は社会に必要な人間か?

会社に入ってしまうと安心して、目先の仕事だけをこなしてしまいがちかもしれません。
しかし、今の仕事が何年か先の会社のために本当になっているのか、自分は会社にとって必要な人間なのか、それは常に意識すべきだと思います。
またそれはいずれ転職したり、起業を視野に入れている場合にはなおさらではないでしょうか。
常に「誰かに必要とされる人間」でいられなければ、会社や社会における存在理由はなくなってしまいます。

一方でこれは、何かしらの局面で「誰かに必要とされ」さえすれば、生きていけることを示唆するのでは? と思います。
僕は最近「ニートでなぜいけないんだ?」と思うようになりました。
「誰かに必要とされること」が、常に「働くこと」とイコールで結ばれるとは限りません。「働くこと」以外にも、「誰かに必要とされること」で生きていける方法が現れてくると思います。あるいは、「働くこと」の概念が今よりもずっと拡張された世の中が来るかもしれません。
(あっ、いま読み返したらヒモに行き着いた・・・)

以前『FREE(無料)からお金を生み出す新戦略』という本を紹介しましたが、お金という形式的な価値を得る方法は大きく変わってきています。
会社員は圧倒的なマジョリティだと思いますが、その形態が働くことの全てではない、ということを忘れずにいたいです。



◎手紙屋の教え ―夢を叶えるためにすべきことは?

そして手紙屋は、働くことの目的である「夢をかなえること」について、そのためにできること、するべきことを主人公に伝えます。

あなたが思い描く夢を実現できるのはそれを考えたあなたしかいません。あなたには、それを実現できる力があるからこそ、その夢を持てたのです。どんなに実現が難しそうな夢であっても、あなたがその目標に向かって努力をし前進を続ける限り、それは絶対に辿り着ける場所です。さあ、あなたは何をして将来の多くの人を幸せにしますか?』

成功者になるには、頭の中にいつも天秤を用意することです。天秤の片方には、手に入れたい物を載せます。それと釣り合うものを釣り合う量だけ、もう片方の皿の上に乗せた時にあなたの欲しいものが手に入るのです』

『重要なのは「目の前にあるものに全力を注いで生きること」。今この瞬間からでもできます』

「止まっているものは、止まり続けようとする。動いているものは、動き続けようとする」。これは私たちの人間の生き方にもあてはまります。あなたがすべきなのは、行動を始めることです。行動の結果、何が起こるのかはわかりません。しかし、その結果が好ましいかどうかよりも、行動するということのほうがはるかに意味があると思うのです。』

失敗した人は才能を理由にあげる。成功した人は情熱を理由にあげる


要するに、目的を明確にして、そのために具体的に何が必要なのかを定量化する。そしてすぐに行動をして決してあきらめない
これが成功の極意と言うことですね。もう完全に言うは易しで、それをどうやったら維持できるのか教えて欲しいのですが、『あなたが思い描く夢を実現できるのはそれを考えたあなたしかいません』というフレーズは心に応えます。
自分にしかできない。それを思うだけで、やらなきゃ! という気分にさせられますね。


サラリーマンにしかなれない



◎ということで・・・

ということで、抜粋なのでイマイチ伝わりにくかったかもしれませんが、本書を読むと、色々な具体例も併せて教えてくれるので、夢に近づくための道が見えてくるでしょう。あるいは、明日から仕事が楽しくなるかもしれません。

最後に、手紙屋が教えてくれた「他人との接し方」を紹介します。

『「相手を変えることはできない」「全ての人にあらゆる性格が備わっている」。このことが分かれば、あとは あなたが相手の持っている性格の中で欲しいものを引き出してあげる存在になることなのです。そして、相手の性格を引き出してあげる方法が、称号を与えるということなのです』

これは、親しい人にポジティブなあだ名をつけて接することで、その人のいいところ、自分が思う他人のいいところを引き出せるということです。
人のいいところを見つけられると言うのは大切な才能だと思います。
周囲の環境が自分に与える影響は極めて大きいです。だからこそ自分を磨くために、まずは隣の人に何かを与えられるようにしたいですね。


** 著者紹介 **
喜多川泰(きたがわ やすし)1970~
東京学芸大学を卒業後、教育者を目指して大手学習塾に就職、後に独立して1998年横浜に新たな学習塾を立ち上げる。
塾生の学習意欲を高めたり、人生教訓を教えるため、毎度授業の前の時間を使って話をしていたが、ある塾生からそれらの話を本にまとめてみたらどうかといわれたのを切っ掛けに、本業の傍ら2005年にファンタジー風の自己啓発書『賢者の書』を執筆した。
他に『上京物語』『手紙屋 蛍雪編』など。
(wikipediaより)



** ついてでにもう一冊! **
同著者の受験勉強についての一冊。受験生や、受験生をお子さんに持つ方はどうぞ。

手紙屋 蛍雪篇~私の受験勉強を変えた十通の手紙~ 『手紙屋 ~私の受験勉強を変えた十通の手紙
 喜多川泰著、ディスカヴァー・トゥエンティワン,
 2007年12月








** 他にこの本を紹介しているサイトさん **
「捨壊塵的生活」さん
 →ストーリーを詳しく追っています。さっと内容を知りたい方におススメです。
「読書とススメ」さん
「つぶ庵」さん
「ちょっと内気な大学生の就活日記」さん
「元気サラリーマンになるブログ!」さん
「豊葦原の国 」さん


** 働くことを考える本 **
『地頭力を鍛える』
『日本の電気産業に未来はあるのか』
『思考の整理学』
『「ほぼ日」の就職論。』
『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(1/2)
『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(2/2)
『佐藤可士和×トップランナー31人』
『青年社長』
『西川里美は日経1年生!』
Otoya


テーマ:ブックレビュー - ジャンル:本・雑誌

関連するタグ Otoya 【一般書】 【思考法】 【就活特集】 喜多川泰
思考法 | 23:04:29 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。