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【人物】 『青年社長』
あなたは何のためにレンガを積みますか?



青年社長〈上〉 (角川文庫)
 『青年社長』
 高杉良著,ダイヤモンド社,1999年

 ★★★












前回に引き続き、就活特集第5弾。今回は、今や知らぬ人が無いほどに成長したフードチェーン・ワタミグループを作り上げた、渡邉美樹氏の物語をご紹介。
渡邉氏と言えば、『夢をかなえるための手帳』が有名ですね。
渡邉氏は夢を具体的な目標にして、何年何月までに実現すると手帳に記し、〆切を設けます。
そしてその目標を実現するために、さらにいつまでには何をやり、いつまでには何をやり……と記していくのです。

すごいのは夢を定量化することだけでなく、確実に実現するということ。
そのために費やす日々の密度や決断力は、容易には伺い知れるものではないでしょう。

本書はそんな渡邉氏を主人公にして、いかにワタミが作り上げられたのかを描きます。
夢を自らの手に治めるにはどうすればいいのか。夢のある人必読です。


========


◎僕は坐和民のラーメンサラダが好きでした

本書では、大学卒業直後の渡邉氏が運送会社で資金を稼ぎ、友に夢を語り、居酒屋ならぬ「居食屋」の設立を目指すところから始まります。
佐川急便での過酷な労働を経て、お好み焼きのケータリングからスタートした渡邉氏の夢は、やがて和民(渡美が由来)になり、日清製粉と提携し、2部上場、そして1部上場と昇ります。

元新聞記者・高杉良氏の著作なだけあって、物語のディテールがとても豊か。
また、日清製粉との交渉など、ビジネスシーンの描写がおもしろいのも特徴的ですね。
ただ難点を言えば、どうにも渡邉氏に迎合しすぎている感があり、客観的でない気も。
ノンフィクションでしかも本人が存命なので仕方ないんでしょうかね。

大学時の親友であり創業時から苦労を共にした黒田氏を半ば追放するシーンなども、もう少ししっかり描いて欲しかったです。やっぱり働き方って色々あると思うんですが、ちょっと一方的だった気も。
僕は渡邉美樹をビジネスマンとして、夢を追う男として尊敬していますが、この本からはその人間性に魅力を感じることができませんでした。



◎オオカミにも吹き飛ばせない

「あなたがそのレンガを積むのはなぜ?」

という問いに、あなたはどう答えるでしょうか。
これはレンガ積みの有名な話です。

「そこにレンガがあるから」
「レンガを積むように頼まれたから」
「家族を養っていく必要があるから」


答えは十人十色でしょう。
ここで問題となるのは、「なぜ/なんのため」と「レンガを積むこと」の関連性です。
目的は人によって違うかもしれません。それでも、

「オレは城を作りたい!」

と言って明確な完成図のためにレンガを積む人と、ただ右から左にレンガを流して積む人とでは、その質は歴然のものとなるでしょう。
別に城を作らなくても、ただ手段であっても構いません。
それでも、その行為が具体的な夢のどの部分に当たるのかを、強烈に意識することが大切なのではないでしょうか。


ギャルのパンティ


緻密な設計図を持ち歩き、日々着実にレンガを積み上げる渡邉美樹氏。
これから歩き出す人も、これから設計図を作る人も、一読すると刺激になるかもしれません。



** 著者紹介 **
高杉良(たかすぎ りょう)1939~
早稲田大学文学部卒業、業界紙『石油化学新聞』に入社し編集長まで勤めるが、その後退社し小説家になる。
『虚構の城』(1975)でデビュー。あまりにリアリティのあるストーリーであるため、モデルとなった出光興産の社員による内部告発ではないかと噂されるほどの反響を得る。その後も、ビジネスマンを主人公とした経済小説を記す。
(Wikipediaより)



** 他にこの本を紹介しているサイトさん **
「Pの本棚」さん
「どーんとこい○★◇」さん
「be-healthy-blog.com」さん


** 働くことを考える本 **
『地頭力を鍛える』
『日本の電気産業に未来はあるのか』
『思考の整理学』
『「ほぼ日」の就職論。』
『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(1/2)
『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(2/2)
『佐藤可士和×トップランナー31人』
Otoya


テーマ:ブックレビュー - ジャンル:本・雑誌

関連するタグ Otoya 【小説】 【歴史/人物】 【就活特集】 高杉良 【文芸書】
歴史/人物 | 12:08:40 | トラックバック(0) | コメント(0)
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