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【マンガ】 『絶園のテンペスト』
「世の中の関節は外れてしまった。ああ、なんと呪われた因果か。それを直すために生まれついたとは!」William Shakespeare

絶園のテンペスト『絶園のテンペスト』
   THE CIVILIZATION BLASTER

   原作 城平 京
   構成 左 有秀
   作画 彩崎 廉

   月刊少年ガンガン 2009年8月号より連載中
   コミックス第1巻 2010年2月

   スクウェア・エニックス

   ★★★★







◇待望の新作!

ついに来ました、singの最も好きな作家、城平京氏原作の最新作です。


名探偵、ヴァンパイアと来て、今度の“最強”は魔法使い。ミステリー作家ながら、SFやファンタジーにも造詣の深い著者ならではのテーマです。

本作は「時間と空間を超えた戦いの物語」と銘打たれていますが、これがまた難しい。
連載の最新号では、魔法を介して話している相手の時間が、実は2年前であったことが発覚します。しかも、"今"では既に死んでいることも。でも、現に会話は出来ている。

ほら、もうよくわからないw
しかし、城平氏が「魔術でなんかうまいことやっている」で終わらせるはずがありません。ひょっとして量子力学とか持ち出すんじゃないかと密かに疑っていますが、最終的にどんな"理論"を展開してくれるのか、注目です。



◇今回は『ハムレット』

古典文学作品(特に西洋モノ)にも明るい著者は、毎回、過去の名作をモチーフに物語を組み立てています。『スパイラル』では『フランケンシュタイン』『ヴァンパイア十字界』では『シラノ・ド・ベルジュラック』といった具合です。
これらは裏テーマでありながら物語の本質に直結します。その緻密な構成力に、毎回感心するばかりです。

さて、そんな著者が今回選んだのは、シェイクスピアの四大悲劇『ハムレット』。冒頭の「世の中の関節」です。
『ハムレット』は親を殺した叔父に復讐する、という悲劇物語ですが、今回はどんな構成か。あるいは『ハムレット』はダミーで、シェイクスピア最後の作品『テンペスト』か。

シェイクスピアの悲劇が数百年後も語られるように、心を打つ旋律は短調でこそ際立つように、美しさと悲しさはある意味で表裏一体の感覚です。本作では、どんな悲しさ、そして美しさを見せてくれるのか。
私も古典好きなので個人的に一番気になるところです。



◇第一巻なのに面白い!?

以前も書きましたが、著者は物語の始まり(コミックスにして2~3巻くらいまで)が微妙で、後から調子を上げてくる傾向からありました。ベタな導入を狙ってるのかも知れませんが、多少不自然な感じはありました。

ところが今回は始めからおもしろい。
左氏が“構成”でクレジットされていますが、彼の協力でしょうか? 私は左氏が何者か存じ上げませんが。
初回から伏線になりそうなシーンがバンバン出てますが、(前作とは違って)洗練された伏線という感じがします。でも、まだ内容までは推理できませんね。
彩崎氏のキレのある絵は初めて見ましたが、これも好みです。新人でこれだけ描けるのは驚きです。

まだ物語は始まったばかりですが、おそらく全体像からすると始まってもいないのでしょうね。きっとこれから連鎖的に謎が増えていき、最後に一気に解決してくれるのでしょう。あー、楽しみ!
個人的には、「最強」が活躍する「世界を救う」系のファンタジーは好きなので、今後に期待です。
完結したらまたレビューしたいと思います。



** 著者紹介 **
城平 京 (しろだいら きょう)
1974年6月15日、奈良県生まれ。大阪市立大学卒業。大学在学中にサークルで執筆を始め、ミステリーに目覚めてからは、月50冊ものミステリーを読み、分析した。SFやファンタジーにも造詣が深い。代表作『名探偵に薔薇を』『ヴァンパイア十字界』『スパイラル~推理の絆~』、『スパイラル・アライヴ』他。


** この作品を紹介しているサイトさん **
・「はじめの1巻:「絶園のテンペスト」(スクウェア・エニックス) 時空を超えた魔法と復讐の戦い」さん
・「ほっと・・・たいむ」さん
・「サブカル・カムカム」さん
・「マンガ一巻読破」さん
・「FULL MOON PRAYER」さん
・「気まぐれな猫と妖のように」さん
・「三流物書きを目指すたつきに薔薇を」さん
・「架空の楽園」さん
・「二つ 札所の月見草」さん
・「玉響、過ぎる日々。」さん
・「翠の匣」さん
・「本うらら」さん
・「サンショウ魚のしっぽ」さん
・「海星家」さん
・「飛べないかもめは今日もぐうたら羽を休める。
」さん

(2010/7/22追記) 第2巻発売!

sing

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関連するタグ sing 【マンガ】 【推理/ミステリ】 城平京
マンガ | 23:03:10 | トラックバック(1) | コメント(0)
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彩崎廉・左有秀・城平京『絶園のテンペスト』/まとめ感想/単行本第01巻/コミックス/月刊少年ガンガン
「どんな手を使っても 辻褄を合わせてやる」(不破真広)  城平京原作の『絶園のテンペスト』第一巻のネタバレ感想です。収録話については月刊少年ガンガン掲載時に書いた感想の再掲になってます。単行本派の方は、この機会にまとめてお読み頂けたらなと。
2010-03-31 Wed 23:58:21 | サブカル・カムカム

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