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ラ・フォル・ジュルネ
【製品レビュー】 『iPad』

  iPad

    Apple Inc.

   発売日 2010年4月3日(米国、Wi-Fi版)
         2010年5月28日(日本)

   価格 US$499 ¥48,800 (iPad Wi-Fi 16GB)

   ★★★★

   wikipedia







買ってしまいましたよ、iPad。
今回は、私の感想と、購入から操作に慣れるまでに使える小ネタを紹介したいと思います。
もちろん、今回の記事はiPadで書きました。


◇1週間使った感想

以下は、私がiPadを起動した日に、標準搭載アプリ「メモ」でタイプした日記のようなものです。
ちなみに前提として、私はiPod nano(4G)所有、ときどきiTunes Storeで楽曲を買っています。iPhone 3Gsは仕事でちょっと触ったことがある程度。

iPad購入。微妙に忙しくて購入から3日経ったが、今日はまだとりあえず起動しただけ。Gorillazの「stylo」を聴きながらキーボードの試しうち。ソフトキーボードは使いづらいのかと思っていたけれど、予想以上に快適にタイピングできる。はじめはVirtualKeyboardの出し方もわからなかったが、触っているうちに直感的に加速度的に慣れていった。
ってこれ、カーソルを左に動かせないのかな? あと日本語入力とアルファベット入力の切り替えもわからなかった。

この操作感の快適さは心地良い。バーチャルリアリティなんかもそうだが、ハード的に動きがないものこそ、触ってみなければわからないもの、と実感。

まだWi-Fiを接続設定していないので明日はそれかな。これで「神様はその辺をウロウロしていません」の記事も書きやすくなる。Google Readerをいつでもチェックできるのも楽しみ。

と書いている今は午前二時。 寝るか。



というわけで、1週間使ってみた感想を列挙してみます。
今更な内容も含まれますが、正直な感想と思っていただければ。


(よかったところ)
・言うまでもないことですが、デザインが秀逸です。アプリのSDKにヒューマンインターフェイスガイドラインが用意されていることもあり、ほとんどのアプリでUIの思想が共通。つまり、1回慣れてしまえば操作はめちゃくちゃ簡単。
・操作のレスポンスが高速。特に電源ON時の待ち時間はほとんどゼロ。たとえば電源ボタンからテキストエディタで入力可能になるまでは10秒かからない。

 → 何かを思いついたときにメモする場合など、思考の妨げになるものがない、というのは非常に意味のあることです。
・大画面のタッチパネルは予想以上に便利。紙面全体を見渡せることで操作中の思考が整理される。読書中の感覚も紙の書籍に近く、今までPCで長いテキストを読めなかった私(目が疲れる、姿勢が固定されて痛い、横書きの長文が苦手)でも苦痛を感じない。
・電子楽器としての将来性に大きく期待。最も気に入ったアプリはSoundrop


(イマイチなところ)
・最初の設定が難しい。特にiTunesに登録しなければ使えない点は、Apple製品初心者だとしたら苦しい。
 → 上記の「前提」があったので私は比較的スムーズに出来ました。
・日本語入力。指の太い自分はカーソル移動がほぼ使えないので、単語や文節など短い単位で変換していかなければならない。
 → 慣れればなんとかできるようになってきました。
・「iPadが出来ること」は無限大だが、実際に使える機能はアプリに依存する。まだデファクトスタンダードなアプリが出てきていないジャンルも多くあり、今後の発展が待たれる。
・アプリのダウンロードの方法がiTunes StoreとiPad本体からの2種類ある。
 → 私が最も苦戦したのが、書籍の購入方法。
  電子書籍アプリ「iBooks」のダウンロードは、PCでiTunes Storeから行いますが、実際に読む各コンテンツは、iPad本体からインターネット経由でダウンロードする必要があります。
  これに気づかなかったため、私は空の「本棚」を2日間眺めましたよ…
・FC2ブログの更新が出来なかった。
 → 管理画面での編集が出来ませんでした。なんで?
  だから今回の記事は、原稿のみiPadで書き、体裁は従来通りWindowsで行いました。



◇「Wi-Fi」か「3G」か?

私は迷わず「Wi-Fi 16GBモデル」を買いました。ウソです。めちゃくちゃ迷いました。

3G版を選ばなかった最大の理由は、通信料。

車を持たない自分の行動範囲は、必然的に駅が拠点になります。
駅に行けばWi-Fiが繋がるので、これで充分だと考えた次第。
SoftbankのWi-Fiスポット
iPadとの通信環境で最強とも言われているモバイルWi-Fiルーターも考えたのですが、ひとまず見送りました。
そう頻繁にiPadをカバンから出さないであろう自分の状況などを考えると、やはり通信料が割りに合わない気がしたもので。
 Pocket Wi-Fi
 NTTdocomo … NTTドコモの3G回線を利用できるのは魅力ですね。

実際iPad購入後、JRの某ターミナル駅の喫茶店でWi-Fiに接続してみましたが、やはり私はこれで充分でした。
現在、私の家には無線LAN環境がありませんが、はっきりと「不便」と思ったことはありません。
先輩には「このクラウドコンピューティングの時代に何をヌルいこと言ってるんだ」とiPhoneを勧められましたが振りきりましたw

Wi-Fiモデルの一番の問題は、外でiPadを使うのはまだ勇気がいる、ということですねw
マクドナルドに行っても、隅っこの壁際でポチポチやってる感じです。
iPadの人気はけっして少なくないはずなので、早く街中での市民権を得たデバイスとして普及して欲しいものです。



◇iPhone4かiPadか?

iPhone4の予約、iTunesのiOS対応と、iPhone4が徐々に盛り上がりをみせてきました。
私の周りでもiPhone4iPadか論争が巻き起こっておりますが、大多数がiPhone4に傾いているようです。

私は、両者は根本的に全く異なるタイプのデバイスだと考えています。

スマートフォンに限らず携帯電話が高機能になり、電車内を見渡すとほとんどの人が携帯電話あるいはPSPをいじっているのが当然の時代になっています。iPhoneは革新的なアプリ(とiTunes Store)が魅力の"システム"ですが、iPhone4は基本的に「携帯電話」です。私は、iPhoneユーザーは"暇潰し"を求めているように見えます。

一方、iPadは電子書籍でありネットブック、つまりノートPCです。アプリとしてはiPhoneと共通のものも多いですが、iPadを使う人は、基本的に何か"文章"を読みたい人なのではないかと思います。

私なりに両者のターゲットを分けるなら、日常的に本を読む人はiPad読まない人はiPhone、ということになるのでしょうか。

購入を迷っている人がいたら、私はこう言っています。
一時期よく聞くコトバに「iPadはiPod touchが大きくなっただけ」というものがありましたが、これに賛成するかたはiPhoneを買いましょう。本が好きで、本という紙の媒体も好きな人は、iPadでも楽しめるのではないかと思います。
余談ですが、私はiPhone4のマルチタスク機能は不要だと考えます。


触れば触るほど「感覚」が広がっていくワクワク感が楽しめるのは、両者とも共通の魅力であり、Appleの最大の武器(の1つ)です。私は、操作に慣れていくほどに、また違った楽しみ方が見えて「きそうな感じ」が最も人を惹きつけるところなのところなのかな、と感じています。



** 関連リンク **
iPad特設サイト PC Online
・モバイルトレンド(塩田紳二)さん 「ちょっと後悔、買わなきゃよかったiPad(第122回)
・Game&Gadgets-インド人ゲーマーのiPhone・iPad・PSP・PS3ブログ さん 「【iPad】平日はiPhone、iPadはウィークエンドデバイスになりつつある
・Find the meaning of my life. さん 「iPadと10日過ごして変わったこと
・日経ビジネスOnline さん 「「閉鎖性」というアップルの強みと限界
・Phile Webさん 「「iPhone 4」とアップルのクラウド戦略 」さん
・「Plus Lab Style」さん
・「優しい書評」さん
・「蔵前トラックⅡ」さん
・「ランゲージダイアリー」さん
・「SKEG Log」さん
・「山といえば川」さん
・「りょーちの駄文と書評」さん
・「blog@browncat.org」さん
・「tats@Blog」さん
・「もりぞお世界書評」さん
・「縁の下の目立ちたがり屋な日々」さん


Appleの今後の戦略はこうなると信じて疑わないsing

テーマ:iPad - ジャンル:コンピュータ

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製品レビュー | 23:06:22 | トラックバック(0) | コメント(0)
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