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【文学】 『The Little Witch』
ドイツの児童文学『小さい魔女』を英語で読んでみました。
この本が読みたかったというよりは、英語の勉強法の一環として英語を本で読んでみた感じ。
ですので今回はその観点でのレビューになります。



小さい魔女 - The Little Witch【講談社英語文庫】
 『The Little Witch』

 Otfried Preussier著,ドイツ,1956年
 (国内出版:講談社インターナショナル株式会社)

 ★★★

 1958年度ドイツ優良児童図書選定










リーディング力を鍛えたい! それにはたくさん読まなきゃだけど、何読んだらいいんだろう。
と思いながら書店をぶらぶらしていたところで本書に会いました。
英語の雑誌とか新聞を読む手もあるけど、絶対に続きませんからね。その点、ストーリーものなら結末が気になって自然にページをめくってしまうのでは…という目論見から買ってみたわけです。

** まずはあらすじをご紹介 **
主人公「小さな魔女」はカラスのアブラクサスと森に暮らす弱冠117歳の新米魔女。
ある日魔女の祭典・ワプルギウスに参加したところ、参加資格がない魔女であることがバレ、厳しい制裁を受けてしまう。これに反発した「小さな魔女」は復讐を誓い、1年にわたる修行を始める。
彼女は町に出で、あるいは森を彷徨う人々に会い、やがて復讐の日を迎える…




========


◎早速言い訳をはじめたいと思います

ストーリーものならガンガン読めて英語力も上がり、筋肉もついて女の子にモテモテ、貯金も1000万円貯まりました! 的なサクセスストーリーを期待していたのですが、予想に反してだらだらと、読み終わるのに2年くらいかかってしまいました。
この間の僕の英語力はTOEIC400点~650点と変化しており、時間がかかった理由は時期によって違うと思ってます。

・TOEIC400点時代
普通の小説だって気を抜けばつい積んでしまうのに、英語の本ならなおさら手に取るのにエネルギーが必要です。
仮にストーリーがおもしろくとも、わからない単語が頻発して辞書を引きながら…となるとなんとなく敬遠してしまうのですよ。それで何ヶ月か放置して、忘れた頃にまた続きを読む、の繰り返しになりました。本書は分量もわずかだし、絵も多いかったのですがね。。

・TOEIC650点時代
ストーリーものとは言え児童文学、対象年齢は小学校低学年程度。風刺やどんでん返しがあるわけではなく、基本的に1章ごとに人助けをするという予定調和のストーリーが続きます。英文がそれなりに読めるようになると、今度はストーリーに退屈してしまいました。それで何となく本を手に取るのが迂遠になったり。
後半部分はほとんど2、3日で読めたのですが、もう少しワクワク感が欲しかったところ。


うわぁ言い訳ばっかでカッコ悪い!
でも人によるとは思いますが、ストーリーものだからガンガン読める、というわけじゃないのは確かでしょう。むしろもっと短い記事を1週間とか時間を決めて読む、という方が向いている人には向いているかも。



◎結論としては、レベルに合った本、嗜好に合った媒体を選んだ方がいい

会話文が多いのでその勉強になるのと、ストーリーを追えるので楽しく勉強できるのは確かです。
ただ気を抜くと途中で読まなくなってしまうので、その点は最初に気合を入れる必要がありますね。基本的に本書のような薄い児童文学であれば、がんばれば1週間はかからないと思うのですが。(僕は2年かかりました…)

ストーリーへの文句は個人的な言い訳なので申し訳なかったです。
じゃあ純文学やミステリを英文で読んでお前に理解できるのか? と言われるとグゥの音もでません、ええ。僕がそれらの本を読んだとして、何が引っかけなのかすらわからず読み終えてしまいそうです。素人にプロのスポーツ選手がフェイントかけても引っかからないのと同じだね。

おススメとしては、500点くらいまで英語力を上げて、それから興味のある本を時間を決めて読む、というのが良いのでは。
または長いストーリーにこだわらず、雑誌や新聞を月に1回とか決めて買って、各回ごとに読みを完結させるのもいいかもしれないですね。好みに応じてどうぞ。
でも読み終わってみると、もう一冊何か見つけてがんばってみようかなと思うのが不思議。



◎そりゃ反則ぞな! と言わずにはいられない極悪非道なラストシーン
(※ネタバレします)


「1年間善行を繰り返す」という課題をこなす「小さい魔女」は、様々な人助けを行います。
さすが児童文学らしく、どれも心温まるストーリーですね。僕も社会の荒波に心を削られる前にこの本に出会いたかった。
それだけに「魔女としての善行とは"人を困らせること"であるから、1年の成果は無意味」と断罪した魔女議会にはニヤリとさせられましたよ。いや僕も薄々気付いてはいたんですよ、人助けしたら「魔」女じゃねーじゃん、と。

これに対する「小さい魔女」の逆襲が素敵。

魔女の祭典ワプルギウスに集まる世界中の魔女のウィッチクラフト(魔法を使うための本)を焚書するという大技にでました。これにより、魔法が使える魔女は「小さい魔女」ひとりとなるわけです。
彼女レベルでこれだけの技ができたのだから、試みようと思えば先輩魔女たちもできたはず。にもかかわらず長い歴史でそれがやられなかった(それを防ぐための措置が講じられなかった)ということは、コレってけっこう最高レベルのタブーですよね。それを破るなんて相当の鬼畜です。

なかなかやるな、と思いました。


薄い英文の本は大きな書店なら置いてあると思います。
読んだことのない人は1度試してみて下さい。読み終われば自信にも繋がるかも。


** 著者紹介 **
Otfried Preussler(おとふりーと ぷろいすらー)1923~
チェコスロバキア生まれ。第二次大戦後、小学校で教える傍ら、ラジオドラマ、短編、児童劇などを書く。1956年『小さい水の精』を発表(ドイツ児童図書館賞特別賞)、翌年本書を発表。その他著書多数。ドイツを代表する児童文学作家である。
(本書より)



** 英語関連書籍のレビュー **
『ハートで感じる英文法』
 →ハートで感じられるようになります! おススメの一冊
『英語ができない私をせめないで!』
 →『ダーリンは外国人』の小栗左多里の英語学習HowTo本
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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

関連するタグ Otoya 【小説】 【文学】 【語学】
文学 | 22:11:20 | トラックバック(0) | コメント(0)
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