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【フィクション】 『もしドラ』(1/2)
「私は、この野球部を甲子園に連れていきたいんです」



もしドラ
『もし高校野球の
女子マネージャー
がドラッカーの
『マネジメント』を
読んだら』


   著 岩崎夏海

   画 ゆきうさぎ

   2009年12月3日

   ダイヤモンド社

   amazon

   ★★★★








<もくじ>
 プロローグ
 第一章 みなみは『マネジメント』と出会った
 第二章 みなみは野球部のマネジメントに取り組んだ
 第三章 みなみはマーケティングに取り組んだ
 第四章 みなみは専門家の通訳になろうとした
 第五章 みなみは人の強みを生かそうとした
 第六章 みなみはイノベーションに取り組んだ
 第七章 みなみは人事の問題に取り組んだ
 第八章 みなみは真摯さとは何かを考えた
 エピローグ
 あとがき




◇「マネージャー」と「マネジャー」

あらゆる組織が継続していくために必要な仕事、それがマネジメントです。
本書は、本来、企業経営について書かれたP.F.ドラッカー氏の名著『マネジメント』を、高校の野球部に応用してみたらどうなるか、を描いた小説です。
すでに先月時点で100万部を超えるベストセラーになっているので、御存知の方も多いでしょう。このご時世にすごいものですね。

私はiPadで購入して読みました。iPadで有料の書籍を買うのは初めてですが、思った以上に読みやすいです。液晶を長時間見続けるのは目に負担がかかりますが、本書は内容のわかりやすさのおかげで、3時間ほどで読破してしまいました。
表紙のイラストに抵抗のある人は、電子書籍なら買いやすいですよ。私は別に抵抗ありませんが。



◇"『マネジメント』にはこうあった。"

文章自体は決して(小説的に)うまいものではありません。訥々と出来事を並べていくだけ、という印象。

ストーリーも王道。
個人的には、「結果が大事」と言った主人公の心情あたりをもう少し描いて欲しかったと思いますが、マネジメントの勉強という意味ではシンプルにまとまっていて良かったのかもしれません。

物語こそオーソドックスなものですが、本書は要所々々で『マネジメント』の引用が挿入されています。このドラッカーのメッセージが実に的確なアドバイスとなっており、物語を引き締める効果までもたらしています。
主人公が困ると、
 「みなみは『マネジメント』を読み返した」
     ↓
 「『マネジメント』にはこうあった。」
     ↓
     解決
というパターンはずいぶん都合がいいなぁ、とは思いましたが。



◇ドラッカーの教えとは

私が(個人的に)ちょうどマネジメントに興味を持ち始めた時期ということもあるのですが、とても勉強になりました。ストーリーをおいながら具体的な実践のイメージができるので、マネジメントを理解する上で非常に大きな手助けになっていますね。

私が本書で最も気に入ったのは、マネジャーが必ずしも「上」の立場の人ではないことが描かれていることです。会社などの組織では管理職がマネジャーを兼ねる事が多いかと思いますが、ドラッカーはそうは言っていません。
本書でも、野球部のキャプテンあるいは顧問ではなくマネージャーがマネジメントをするというところに、本書の1つの価値があるのかなと思いました。

読了後は、ドラッカーの原典を読まないと気が済まなくなってしまいました。原典といっても、もちろん「エッセンシャル版」ですが。ちなみに本当の原典はこちら
というわけで、そちらもそのうちレビューするかもしれません。


なお、Otoyaも本書をレビューしているのでご参考にどうぞ。


** 著者紹介 **
岩崎夏海(いわさき・なつみ)
1968年7月生まれ。東京都日野市出身。東京藝術大学美術学部建築学科卒。大学卒業後、作詞家の秋元康氏に師事。放送作家として「とんねるずのみなさんのおかげです」「ダウンタウンのごっつええ感じ」等のテレビ番組の制作に参加。アイドルグループ「AKB48」のプロデュース等にも携わる。その後、ゲームやウェブコンテンツの開発会社を経て、現在はマネジャーとして株式会社吉田正樹事務所に勤務。


** 参考リンク **
bestseller's interview 第10回 岩崎夏海さん

** 関連レビュー **
『もしドラ』レビュー(2/2)

sing

テーマ:ブックレビュー - ジャンル:本・雑誌

関連するタグ sing 【小説】 【HowTo】 【思考法】 【フィクション】 【文芸書】
フィクション | 08:45:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
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