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【マンガ】 『よつばと!』
毎日という宝箱を、今日も開ける。


よつばと! 10
『よつばと!』

   あずまきよひこ

   アスキー・メディアワークス

       最新 第10巻   2010年 11月 27日
   
   ★★★★★






ずっとレビューしたかったので、最新刊が発売されたのを機に感想を。


◇驚異的な「なにげない日常」

「嵐を呼ぶ5歳児」といえば一昔前はクレヨンしんちゃんでしたが、今一番熱いガキンチョは「よつば」です。

本作は、よつばの夏休みを描いています。ただそれだけです。
基本的に1話が1日分。大きなイベントがある日は複数話に分かれることもありますが、日を飛ばさずに連続した日々を描いています。
とにかく、ゆっくりと日常が流れていく作品です。



絵の構図もよつばの視点で描かれているため、大人では気付かないものがいろいろと描き込まれています。
例えば、ドアを開ける、ものを食べる、など、普段だれでも行う動作を、2コマも3コマも使っていたりします。普通の漫画ではせいぜい1コマか、描写しないことも多い動作を、じっくりと描いています。

自転車、神輿、牛、気球、川、店、林…

このクオリティで絵を描き続けるのは大変そうですが、これがリアリティを異常に引き上げている要因なのは間違いないところです。

あえて本作で日常的でないことを挙げるなら、お隣の3姉妹がちょっと可愛すぎるんじゃないか、といったくらいですかね。
あとジャンボw


◇ギャグマンガとは呼びたくない

日常の描写は前述のように素晴らしいものなのですが、本作は一応ギャグ漫画。著者の前作「あずまんが大王」で見せた笑いは、本作でますます磨きがかかっています。

前作は登場人物の多さからか漫才的な笑いが多かったのに対し、本作では素朴な疑問や天然のボケなどが多くなっています。登場人物たちが自分たちで笑うための(大笑いするための)ギャグではないことが、とてもいいと思うんですよね。


どーでもいいことですが、自分はとーちゃんに似てる気がしています。別に目指してはいませんが。
ジャンボは少し目指したいかもしれない。何の話してるんですかね、自分は。


◇変わらないけど、変わっていく

前巻までは、上に述べたように「日常」が大きなテーマになっていました。第10巻でもそれはかわらないのですが、少しづつ「よつばの成長」が垣間見えるようになってきて、感動してしまうシーンもちらほら出てきました。

感動と言っても、感情が昂ぶって涙が出るようなものではなく、日常の何気ないことがとても貴重なものだと気づかされる、ある意味で心が洗われるような気持ちにさせてくれる類のものです。

しかし作品内では、そんなコトバは一切出てきません。登場人物がセリフで名言を吐くようなシーンがある作品は、それはそれで感動的だったりするのですが、本作のすごいところは、日常を丁寧に丁寧に描くこと「のみ」で読者に感動を与えている点です。

最新巻では、ベストエピソードはやはり「よつばとうそ」ですね。
嘘をついたよつばをとーちゃんが叱る話なのですが、叱り方が素晴らしすぎます。あれはなかなか出来るものじゃないですよ。


絵本ではなく、小説でもなく、映像でもない、漫画だからこそ出来うる表現を追求している素晴らしい作品です。ぜひとも長く続けて欲しいですね。


** 著者紹介 **
あずま きよひこ
代表作『あずまんが大王』 など


sing

テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学

関連するタグ sing 【その他】 【マンガ】 あずまきよひこ ★★★★★
マンガ | 23:30:56 | トラックバック(0) | コメント(0)
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