2011-02-04 Fri
友達に紹介されてとてもおもしろかったのでここでも触れたいと思います。世界中の雑誌のおもしろい記事を集めたという編集雑誌。世界の出来事に、それもおもしろい出来事に網羅的に触れることができる、貴重な雑誌だと思います。
また、この雑誌が選んだ「30歳までに読んでおきたい世界の名著100冊」もぜひ読みたいところ。
![COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2011年 02月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51bYxVc6%2BLL.jpg)
『クーリエ・ジャポン』
講談社,2005年11月創刊
毎月10日発売,780円(2010年2月現在)
★★★★
クーリエ・ジャポンHP

◎1000を超える世界の雑誌をナナメ読み
この本を紹介してくれた友達は、雑誌版の『世界まる見えテレビ特捜部』だと言っていましたが、まさにその通りで、この雑誌は世界の1000を越える雑誌の中からおもしろい記事を紹介してくれています。
「世界は日本をどう見ているのか」「日々起こる世界中のニュースを、海外の現地メディアはどう報じているのか」というのがテーマになっているようです。(wikipedia)
世界のことを知ろうとしたとき、雑誌で有名なのは米TIMEとか英エコノミストとかですよね。僕も何か読み始めようかと思っていたところなので、いい雑誌に出会いました。
wikipediaのようなweb2.0や、書籍の自炊も流行ってます。雑誌ってもともとこうした散らばるコンテンツの「編集」に意味があると思うので、海外雑誌とか簡単には集められない記事をまとめてくれるのは嬉しいですね。
これもwikipediaがソースですが、主な雑誌の構成としては以下のようになっています。
Special Feature
特集。複数の外国メディアから、特集テーマに沿った長文の記事を掲載。
世界が見たNippon
外国人の目に映る日本の姿。外国メディアに載った日本関係記事を掲載する。
Special Report
世界中で起こる様々な出来事に関する外国メディアの記事を紹介する。
News from the World
世界各地のニュースを、現地メディアの記事で紹介する。
Who’s Who
世界のメディアを賑わす「話題の人々」を扱った短文記事集。
Chit Chat
見開き2ページ掲載。世界のメディアから集めた、興味深い話題を扱った短文記事集。
Culture Box
アート、食、エンターテイメント、本などの世界のカルチャー記事を紹介する。
◎特集もおもしろいけど、世界が見えるのがなおおもしろい
世界に視点を移してみると、NHKのニュースとはまた違った切り口で新鮮でした。
もうバックナンバーになっちゃったけど、2月号では2011年の世界経済がどうなるのかや、ウィキリークスの事件について特集が組まれていました。各国の視点で観察できてとてもおもしろかったです。
また、「2010年の発明ベスト50」(TIMEが元記事)もけっこう知らなかったものがいっぱいあって、世界では色んなことが起きてると思い知らされました。特に電気自動車関連の発明では、プレイヤーの移り変わりが意外に早くなってるんじゃないかと思いました。
3月号はまだ読んでませんが、「天才」特集のよう。
僕は天才には特に興味ないけど、アジアやヨーロッパの各地域のニュースの見出しはおもしろそうなものばかり並んでるので、ぜひ読んでみたいと思います。
・「ユドヨノ、おまえもか」 インドネシアに甦る独裁の悪夢
・イスラムのタブーに挑む アフガンの人気テレビ司会者
・ギリシャがトルコ国境を遮断! 南欧で甦るベルリンの壁
・英国民が悲鳴を上げる 「消費税アップ」の意味を問う
・選挙に負けても居座る大統領・・・ 混迷深まるコートジボワール
・ミッキーよりハリーが熱い!? 熾烈なテーマパーク戦争(アメリカ)
(他17カ国)
なんか、タイトルに各国の状況がよく顕れてるのは気のせいでしょうか・・
◎クーリエ・ジャポンが勧める「新・世界の名著100冊」
このサイト的に特に紹介したかったのがコレ。
「新・世界の名著100冊」と銘打って挙げられた約100冊は、新しい価値観を提示したノンフィクションのうち、和訳されているものを集めたもので、ベストセラーも多く含まれています。テーマはずばり「30歳までに読んでおきたい、海外翻訳書」とのこと。
科学、ビジネスや経済、歴史、世界情勢、自己啓発など、まんべんなくカバーしているのもありがたいですね。
気になる100冊はこちら
タイトルみるだけでもテンション上がってしまう100冊ですが、当サイトでも地道にレビューしていきたいと思います。
** クーリエ・ジャポンの新・世界の名著100冊レビュー **
・『FREE ~<無料>からお金を生み出す新戦略』
・『100年予測』(1) (2)
・その他のレビューはこちら
Otoya
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毎日平凡、それがイイ
2011-02-17 Thu 22:44:35 | いつもの通りで大群ッ
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