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【映画】 『ソーシャル・ネットワーク』が描いたもの
日本でも火がつき始めていますね、Facebook。
世界に5億人を超えるユーザーを持つ、時価総額250億ドルのFacebookを20代で成功させた史上最年少の億万長者マーク・ザッカーバーグを描いた、映画『ソーシャル・ネットワーク』。
おもしろいと評判なので観てみましたが、本当におもしろかったです。Facebookを題材にしながらも、この映画が本当に描いているのは「Facebook」ではないんですよね。


ソーシャル・ネットワーク
 『ソーシャル・ネットワーク』

 ジェシー・アイゼンバーグ主演,
 デヴィッド・フィンチャー監督,
 コロンビアピクチャーズ,2011年1月(日)

 ★★★★★











========


◎正直Facebook自体はどうでもいい、という思い切ったスタンスに拍手

映画ではコンピュータオタクの凄腕プログラマーとして描かれていたマーク・ザッカーバーグ。僕は彼について知りませんでしたが、ビジネスに興味があるのなら、彼(あるいは彼ら)のすごさがプログラミング能力ではないことがわかるはずです。
ニーズを掘り出し、それを形にし、かつ効果的に普及する。そのビジネスセンスがすごいんだと思います。特に彼はフェイスブック以前にも革新的なサービスを実現していますが、それらは全て人々のニーズを鋭く掘り出していて、その実像はいわゆる「オタク」や「プログラマー」とはかけ離れたものと言えるのではないでしょうか。彼はイノベーターであり、実業家です。

しかしこれらの事柄はこの映画の趣旨ではなく、ほとんど掘り下げられることはありません。
SNSツール「Facebook」もその内容の説明はごく簡単で、「なんかmixi的な感じなんだろうなー」程度。たぶんSNSやったこと無い人だと、それが何か想像するのも一苦労では。

でも映画のテーマと言う観点で言えば、Facebookが何かなんてことは関係ないんです。
これはあくまでも人間関係、それも友情について描くことに徹した物語なんです。



◎テーマとマクガフィンのミスマッチにカタルシスすら感じる

自分を振った女の子を見返したいという動機、親友との別離、金のなる木を巡る人間関係の変遷、思想のすれ違い、時を経ることによる友情の変化、コミュニティへの羨望・・・

こうした人間関係を巡る様々な出来事がこの映画の主題。だから崩れた関係にある登場人物それぞれの気持ちを予想することでこの物語に入り込み、彼らの関係がどう変化していくかが関心になります。
映画を観終わった今も、登場人物たちの人間関係がその後どうなったのかが気になって仕方ありません。特に親友のエドゥアルドとか、ホントにかわいそうだった・・。
「Facebook」というビジネスそのものは結局、ヒッチコックが言うところのマクガフィンに過ぎないわけです。

ところがじゃあWindowsやyoutubeの話でも良かったのかというとそうではなくて、このマクガフィンに「Facebook」を持ってきたところに、この映画を一次元上のレベルにした理由があるんだと思います。
事実は小説よりも奇なりといいますが、わずか1年の間に大陸を超えて市場を支配するという未曾有のサクセスストーリーと、それを演じたのが青春真っ只中の大学生という背景、そして世界中の人間関係に革命を起した「フェイスブック」という事実が、この映画のテーマを見事に裏付けていました。

小学生なんかも外で遊ぶ時間はめっきり減って、モンハンなどバーチャルの世界でコミュニケーションをとるのが普通になった現代。幼稚園に入ったらDSを買ってあげないと友達が作れない、なんて話も職場で聞きます。
そんないま、デジタルの世界におきたイノベーションの1つをモチーフにしながらも、ここまで人間関係を描写するなんて素晴らしいですね。人間関係ツールであるSNSのお話なのに、あくまで物語はリアルで起きているんです。そのこともまた、SNSというツールの真理をついていたんじゃないかと思います。


ボートで僅差で負ける双子兄弟とか、ショーンが語ったゴールデンゲートブリッジから自殺した男の話とか、暗喩がちりばめられていたのも良かったです。
それぞれのキャラクターの完成度も高かったし、演技も素晴らしかった。
本当によく作りこまれているという印象で、密度の濃い2時間。テーマとマクガフィンの重要さを改めて認識させられました。
(このことを書き残しておきたくてこの記事を書きました)


ソーシャルネットワーク2
ところでこの映画、俳優たちも実際の人物によく似ています。素晴らしい配役


** この映画をレビューしているサイトさん **
「ディレクターの目線blog 」さん
 →いつも鋭い視点でレビューされていて非常に参考になります
「俺の明日はどっちだ」さん
Otoya


テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

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映画 | 23:36:14 | トラックバック(4) | コメント(0)
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