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【専門書】『MPEPの要点がわかる米国特許制度解説』
ずいぶんと専門的な話にはなりますが。。。
今回は、出願実務を踏まえた米国特許制度をご紹介。
特許実務に関わる方は、ご一読あれ。



『MPEPの要点がわかる米国特許制度解説』
丸島敏一著,株式会社エイバックスズーム,2004年5月(本書第二版は2008年10月)
★★★★
MPEPの要点が解る 米国特許制度解説MPEPの要点が解る 米国特許制度解説
(2006/06)
丸島 敏一石井 正

商品詳細を見る

<目次>
序.米国特許制度概要
1.出願時の書類/手続
2.出願の種類
3.出願に関する手続き
4.特許要件

5.審査手続
6.審判/インターフェアレンス
7.特許の発行
8.特許の侵害


========


ということで、今回はガチガチの特許実務に関する本をご紹介です。
過分に専門的な本なので、知財関係者以外には無用の記事です。ごめんなさい。
でも、「Otoya Singが見たものを須らくご紹介」というのが本サイトの趣旨なので、ほとんど誰も読まないのを覚悟で紹介したいと思います!
(ちなみに、そもそも特許・知財ってなんだ? という方はこちらをご参考下さい)



◎米国法制度の仕組み

さてさて、米国知財初学者の僕としては、まずアメリカの法制度の大枠から学ばなければなりません。本書を読む前提として、簡単にこれについて紹介します。

法律、特に特許法のような行政法の運用は、法文・判例・審査基準の3段階から見なければなりません。


「法文」は言わずと知れた、法律条文。
悪さをした人を咎めたときに、相手が、

「そんな法律どこにある?」

などとイキがろうものなら、

「民法○○条に書いてあるだろ!」

と反論し、その罪を認めさせることができます。
ところがあくまでこれは、いわゆる大陸法体系の国の話で、英米は異なります。
つまり欧州や日本は法律条文に事細かに取り決めがありますが、イギリスとアメリカは判例法と言って、法律には「悪いことはしちゃダメ!」とザックリとしか書いてません。
じゃあ具体的に悪いことってなんなんだ? という問いに答えるのが、長年蓄積された「裁判例」

アメリカではこの判例が重要な効力を持つので、米国法を勉強するときには法律条文だけでなく、さらに判例についても事細かに調べる必要があります。

そして特許出願手続きでさらに重要になるのが「審査基準」
これは具体的に細かな審査方針を示したもので、言わば特許審査のルールブックのようなものです。
本書は米国特許制度について、法律論には深入りせず、この審査基準(MPEP;Manual of Patent Examining Procedure)の観点からやさしく解説してくれます。



◎具体的にはどんな本?

特許出願から特許権付与までに起こりうる手続き、さらに侵害論までを網羅的に解説しています。
その内容はとてもやさしくわかりやすく、僕のような米国特許法初学者にはちょうど良い本でした。
主要な各制度の要件もサラッとわかります。
さらに、実際の出願書面等の記載例についても載っていて、実務の参考にもなるでしょう。
読んでみると、やはり特許法条文以外の審査基準の重要さがわかります。

一方で、法律論や判例の詳細については、別の本でバックアップする必要があります。
具体的には明細書の記載要件とか、進歩性判断については、もう少し深く勉強しなければならなさそうです。
他に米国法について言えば、法改正の動向にも注意したいところですね。

米国特許制度を学ばれる場合には、ぜひご一読をお勧めする1冊です。



** 著者紹介 **
丸島 敏一(まるしま としかず)
1988年早稲田大学大学院理工学研究科修了。日本電気株式会社勤務の後、米国事務所に駐在。
1997年には米国弁理士資格を、1998年には日本国弁理士資格を得る。
2002年に丸島国際特許事務所を開設。
(本書より)

Otoya

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関連するタグ Otoya 【一般書】 【科学/技術/専門】 【知的財産】 丸島敏一
科学/技術/専門 | 19:32:07 | トラックバック(0) | コメント(0)
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