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【科学】 『感動する脳』
「感動することをやめた人は、生きていないのと同じである」 Albert Einstein


    『感動する脳』

     茂木健一郎

     2009年4月

     PHP文庫

     ★★★






脳科学は近年特に熱い学問分野で、関連する書籍も多く発行されています。
ビジネスマンは学問というよりHowTo、つまり頭の使い方を学ぶ意味で
脳科学の本を読むことが多いようです。

今回は“クオリア”(質感)から脳のメカニズムを研究する脳科学者・茂木健一郎氏が、
脳と感動の関係をテーマに生き方・考え方のヒントを教えてくれます。


<目次>
 はじめに―心は脳に宿る
 第1章 人間の「心」を支配する脳
 第2章 意欲が脳を刺激する
 第3章 「感動」は脳を進化させる
 第4章 人と人の共感回路
 第5章 「ネガティブ脳」のメカニズム
 第6章 「感動脳」を育てる



◇常に脳は働いている


これまで脳科学の世界では、脳はコンピュータシステムのように入力に対し計算をして出力するだけの
器官だと思われてきました。
しかし、近年の研究では、感情が脳活動に非常に重要な役割を持っているという学説が主流になっています。

この前提から著者は、“クオリア”つまり質感を脳のメカニズム解明の最重要課題と考えており、
本作では脳と「感動」が密接に関係していることを解説されています。

生きている限り脳が休むときはない。
「ちょっと頭を休める」のは原理的にはありえない。
ということは、常に脳がよく働くようにすればいい、というわけですね

ミスターポポの名言
「それはただ何も考えていないだけ。心を無にするのとは違う」
がえも云われぬ深みを感じさせません。


◇頭はフル回転、心には余裕を

私は趣味で作曲をするのですが、
フレーズに合ったコードやアレンジが思いつかないときは、お風呂に入ることにしています。
湯船に浸かって一息つくと、急にアイディアが出てくることが少なからずあったからです。

また、学生の頃、試験前に気分転換にお風呂に入ったときも、
それまでどれだけ考えていてもわからなかったことが急にわかるようになった経験があります。

とあるプロの作曲家は煮詰まったときに瞑想したりするそうですが、
要はリラックスするということ。

この方法はただ風呂に入ればいいわけではなく、
それまで考えに考え抜いてどうしようもなく煮詰まった時でないとひらめきは起きません。

本書の「心のスキマを開けてやる」というくだりで、これを思い出しました。
一歩遠いところからの視点を変えてみると、どこにスキマがあるのか見えてくるのでしょうか。

ちなみに、私の経験上、 これを期待して風呂に入って成功したことはありません。
うまくひらめくのは、そんなことを気にする余裕がないほど必死なときだけです。

私は、脳科学がさらに進歩したらこの発想方法が確立されたりするのではないか、と
内心密かに期待していたりもします。
誰か解明してくれませんかね?


◇感動は心の余白に入りこむ

「好きこそ物の上手なれ」といいますが、好きなこと・興味のあることはよく頭に入ってくるものです。
著者は他の著作で「感情は記憶の重み付け」という説を述べています。
「学ぶ」ときにプラスの感情変化があれば、知識・経験を記憶として定着させやすいってことですね。
「失敗から学ぶ」も近いのかも。

感動することは、すなわち、学ぶこと。

これには、日々の生活に心の余裕を持つことが必須。
心にスキマがないと感動が入る場所がないんだそうです。
全くもって真理ですね。
ちょっと考えれば当たり前のことを論理的にしっかり説明するためには相当な知識の裏づけが必要です。
著者の深い見識にはいつも驚かされます。

また、学ぶことと感動することが同義なら、学び始めるのに年齢制限はないことになりますね。
私もなるべくポジティブ脳でいようとしているのですが、周囲の人に「呑気すぎる」と言われたりもします。あれ、逆効果?

感動には、歳を重ねることで得られるものもあると思うので、いくつになっても学ぶ姿勢は続けたいものです。


** 著者紹介 **
茂木健一郎
1962年、東京出まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授、東京藝術大学非常勤講師。東京大学理学部、同法学部を卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻過程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て原現職。(本書より)
「質感」「クオリア」をテーマに脳科学を研究。研究テーマに近いからか、単なる趣味かわからないが、芸術方面にも造詣が深い。NHK総合『プロフェッショナル 仕事の流儀』ほかTV出演多数。
主な著書に『脳とクオリア』『ひらめき脳』『脳と仮想』など多数。
 茂木健一郎 クオリア日記


** この本を紹介しているサイトさん **
・「森蔵ブログ」さん
・「Schi Heil と叫ぶために」さん
・「ritsuko.cc」さん
・「久野康成公認会計士事務所の 【起業家応援ブログ】」さん
・「TAKEDA REPORT」さん

** 参考リンク **
アイデアマラソン研究所

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科学/技術/専門 | 18:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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